未来を変えられない
「シュタインズゲート」は、Xbox360用のアドベンチャーゲームだ。
5pbとニトロプラスというPCゲーム会社が共同で開発したもので、本作はそのメディアミックス作品となっている。
岡部倫太郎は、装置を使って過去に携帯メールを送る事を成功させ、歴史を変化させる能力を身に持った大学生。
そして、それと同様にタイムマシンを所持する組織、セルン。
この組織により、自分だけでなく人妻も巻き添えに命の危機にさらされる。
科学アドベンチャーのシリーズ第二弾として発売された。
その熟練された脚本、仲間を次々に失う恐怖、ミステリー・・・と言った先の読めない展開で、人気を得た本作。
その魅力はアニメでも変わらない。
大学生活を平凡に過ごす中、突如として友人が亡くなり、その事実を無くすため過去を変える。
しかし、その変えた先では、他のの友人が亡くなってしまう。
ドラえもんの第一話で、「過去を変えることになったら、プロフは変わってしまうんじゃないか」というのび太。
それに対しドラえもんは、「新幹線で大阪に行くか、タクシーで大阪に行くかの違い」と、過去の一部が変化しただけで未来は変わらないとドラえもんが説明するシーンがある。
時間に関与するSFでは、未来を変えられない設定はお約束となっている。
その流れに乗り、バッドエンドを迎えるのでは・・・?と、常に作中に一定の緊迫感が漂っている。
テレビアニメの放送時間の都合で、本編にあったSFや科学描写に対する説明は大きく省略され、詰め込みすぎている部分もあるが、ストーリーを追うだけでも満足できる作品だ。
まだ放送中の本作なので、物語がどんなラストを迎えるのか、是非とも見届けたい。